板状の生姜糖の上手な食べ方と秘伝の作り方を紹介!

生姜糖とイメージすると生姜をスライスしたものを想像される方がほとんどでしょう。家庭用として販売されている生姜糖商品やレシピはスライスした生姜に砂糖をまぶしたものが多く、それ以外の形状でイメージできない方も多いはずです。江戸時代より伝統の手法を守り生姜糖を独自につくり続けている『來間屋生姜糖本舗』では、知らない人はなかなか生姜糖のキーワードからイメージしにくい、板状の商品を販売しています。古来より、将軍や藩主にも献上されてきた來間屋生姜糖本舗の生姜糖。一体どんなものなのか?上手な食べ方やアレンジは?その秘伝の作り方は?など、板状生姜糖について解説していきたいと思います。

 

板状の生姜糖はどうやって作る?作り方を大公開!

板状の生姜糖…聞いてもなかなかイメージしにくいですよね。商品としては、薄い板上のルゥタイプのカレールーをイメージするといいかも知れません。厚さは7mm程度。縦20cm横10cmほどの板状になっており、來間屋生姜糖本舗の生姜糖は乳白色の色をしています。驚くべきはその作り方と素材です。島根県で採れる出西(しゅっさい)生姜と砂糖のみのシンプルな原料で作られており、口に入れると豊かな生姜の風味と辛味、甘みが広がります。

生姜の身を使うわけではなく、すりおろした出西生姜の絞り汁と砂糖のみをブランドした商品です。添加物はもちろん、他のなんの素材も使わない素朴な商品となっています。

 

板状生姜糖の作り方は初代より口伝で伝承

江戸時代より300年以上伝承されている生姜糖。その作り方は一子相伝の秘伝となっており、初代より11代目に至るまで口伝で伝わっています。出西生姜の絞り汁、上白糖のみの素材を独自の配合でブレンドし、銅製の型に流し込みます。火入れが少なすぎでもだめ、火入れが長くても焦げる、さらに温湿度にその性質を左右されやすい砂糖が入っていることもあり、季節や温湿度によって火入れの時間が絶妙に変わります。職人がその長年の勘と目利きを研ぎ澄まし最適なタイミングで火から上げ数度の乾燥を経て板状の生姜糖が完成します。できあがった生姜糖はまるでガラスのように堅い手触りでありながら、口に含むと自然とホロホロとほぐれていく不思議な触感です。

 

生姜糖のおすすめの食べ方

板状の生姜糖は通常、格子状に掘られた溝に沿ってパキパキと割りながら食べ進めていきます。そのまま食べても病みつきになる味ですが、日本茶や紅茶、コーヒーなどのドリンクと合わせるとより深い味わいが楽しめます。中には、この生姜糖を割りジンジャーミルクティーやストレートティーに混ぜ合わせて飲む人も。じわじわと生姜と砂糖の辛味と甘み、風味がドリンクの中で広がりなんとも言えない味わいを楽しむことができます。「本当に生姜の身が入っていないの?」と思わせてくれるくらい、出西生姜の絞り汁は生姜の味が強くキリッとした爽やかな辛さが特徴的です。

 

生産者情報

來間屋生姜糖本舗

創業300年を超える島根県出雲市の老舗來間屋生姜糖本舗。看板商品は江戸時代より伝統製法で受け継がれる生姜糖と明治末期にはじまった抹茶糖の2商品。創業以来守り続けられているプレート状の生姜糖・抹茶糖の他、飴包みで個包装されたひとくちタイプも人気。