焙炉式(ほいろしき)で作られた玉露は何が違う?

許斐園オリジナルの茶菓子 焙炉式(ほいろしき)玉露クランチチョコ。
許斐園のお茶や茶菓子で多く見られるこの焙炉式と呼ばれる製法ですが、お茶に詳しい方、お茶が好きな方でもなかなか焙炉式とみて「ほいろしき」と読める人は少ないはずです。。
この記事では、許斐園で広く引き継がれている焙炉式製法と、焙炉式によって作られた玉露を贅沢に使った本商品について深堀りしていきたいと思います。

 

伝統手法焙炉式

まず、焙炉式について説明していきたいと思います。この製法は茶の名産地福岡県八女市でもごく僅かな茶商でしか採用されていない茶の伝統製法です。
許斐園は創業当初からこの製法を受け継いでおり、今も当主をはじめとする熟練の茶職人が手作業でこの焙炉式製法にて茶を焙煎しています。
焙炉式の大きな特徴は手作業による焙煎。通常煎茶や玉露は大型の鉄釜で高温焙煎することが一般的です。生産効率が大幅にあがり、多くの茶商がこの製法を採用しています。
許斐園で販売されているお茶の一部もこういった製法を採用する一方伝統的な焙炉式製法も守られています。
本商品の名前にある通り、焙炉式で焙煎されたお茶、お茶菓子にはすべて「焙炉式」の名がつけられており、クランチチョコも例外ではありません。

 

焙炉式による焙煎

焙炉式による焙煎、まずは大型の木箱をイメージしてください。幅3mほど、奥行き1.5mほど、高さ90cmほどの大型の木箱です。
その中に八女産の木炭を入れ火をつけます。この火で直接茶葉を焙煎するのではなく、木炭と茶葉の間に八女和紙で継ぎ接ぎされた台を設置。その上に伝統本玉露を敷き、手作業にて茶を焙煎させます。
助炭と呼ばれる方法で、木炭の熱を八女和紙を介して茶葉に届けることで、通常の焙煎よりも時間をかけて茶葉の水分を蒸発させることができ、香りや旨味を茶葉内に閉じ込めながら作業することが可能に。
驚きなのはその日の温度や湿度、茶葉の状態に合わせて焙煎時間を変えることです。茶葉はそれほど繊細なもので、例えば湿度の高い6月時期と湿度の低い真冬時期では焙煎の時間が2時間程度変わります。熟練の職人だからこそできる熟練の技です。

 

焙炉式で丁寧に焙煎された玉露を3倍以上使用

焙炉式玉露クランチチョコは、この焙炉式製法で焙煎された伝統本玉露を通常茶菓子に使われる3倍以上も練り込んで製品をつくっています。
その味と香りは玉露の深い甘みとコクをそのまま表現しており、他の茶菓子とは一線を画する濃厚な玉露の風味を味わうことができます。
伝統本玉露を伝統手法の焙炉式で焙煎し、それを通常の三倍以上も練り込んだ贅沢な本格志向の茶菓子。
全国的にも有名な茶の名産地八女市の中でも特に伝統を重んじる許斐園だからこそ作れる逸品。
ご家庭用はもちろん、ご贈答用、来客用にも最適と言える逸品でしょう。ご一緒に、さっぱりとした味わいが特徴の水出し玉露冷茶をあわせると最高です。

 

生産者情報

矢部屋 許斐本家

九州最古の歴史を誇る茶商「矢部屋 許斐本家」(やべや このみほんけ)
代々受け継がれる茶の伝統・文化を守りながら現代と調和した新しい茶・茶菓子を生み出し続けています。厳選した茶葉に、秘伝の合組(ブレンド)、伝統手法焙炉式焙煎で作られたお茶は間違いなく最高峰品質です。