煎茶と玉露って何が違う?

許斐園の商品の中でも人気のティーバッグタイプの煎茶、焙炉式煎茶ティーバッグ。
5gのティーバッグひとつで500mlほど良質なお茶を楽しめる手軽に本格的な煎茶を楽しめるこの商品ですが「そもそも煎茶って何?」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
日本茶(緑茶)には煎茶、玉露、番茶、かぶせ茶、おおい茶などさまざまな種類があり、その全てを完璧に把握できている人は少ないはず。
この記事では、煎茶とはどのようなお茶であるかについて詳しく説明していきたいと思います。

 

煎茶と玉露の違い

日本茶の中でも一般的な煎茶。同じように玉露という言葉もほとんどの方が聞いたことがあるはずですし、実際にお茶を口にしたことがあるでしょう。この2つのお茶の違い。実はその茶の発育工程に隠されています。まずは煎茶について。最も一般的に飲まれている緑茶がこの煎茶にあたります。色は透明感のある薄緑色をしており爽やかでスーッと飲みやすく後味に少し適度な苦味が残るのが特徴です。煎茶は茶畑で育てられるお茶に一切の被覆(ひふく)をせず、太陽光をその身に浴びせたものをいいます。この過程で茶葉は光合成を行い、テアニンと呼ばれる成分がカテキンと呼ばれる渋み成分に変性。煎茶特有の爽やかで心地よい苦味はこのカテキン成分からもたらされるものです。一方玉露は新芽が出始めた頃から2〜3週間、遮光率の高い被覆をかぶせて栽培を行います。これによりカテキンの生成が抑えられ渋みよりも甘みや香りの強いコクのあるお茶に仕上がります。煎茶は生産過程に揉みの工程が入りますが一般的に玉露には揉み工程がありません。

 

焙炉式煎茶と通常の煎茶の違い

この商品で注目すべきは煎茶の焙煎過程にあります。通常、煎茶は鉄釜などで一気に高温焙煎し商品化されますが、許斐園の焙炉式煎茶ティーバッグは焙煎過程も一味異なります。焙炉式焙煎と呼ばれる許斐園にも第第伝わる手作業の製法で手間ひまかけて丹念に作り上げた煎茶を焙炉式煎茶で用いています。焙炉式とは茶葉の焙煎を木炭の熱を広げた八女和紙に届け、その上で手作業で焙煎する方法を言います。茶の名産地福岡県八女市でもこの方法を採用している茶商は許斐園と残り僅か。生産性という点だけで見ると非効率的ではありますが、通常の鉄釜高温焙煎では決して味わえない濃密な茶のコクと甘み、香りをご体感いただけます。

 

茶の甘みと香りを存分に楽しめるピラミッド型ティーバッグ

厳選された茶葉を伝統の焙炉式で丁寧に焙煎し、それを便利なティーバッグタイプで。忙しい人でもお湯を注ぐだけで簡単に本格的な煎茶を楽しむことができます。
「お茶は好きだけど、急須に入れて湯呑にいれて〜の手間がちょっと…」
「お客さん用に出したいからなるべくスッと出せるものがいい、でも味には妥協したくない!」
そんな人にピッタリの商品といえるかもしれません。ぜひ一度ご賞味ください。

 

生産者情報

矢部屋 許斐本家

九州最古の歴史を誇る茶商「矢部屋 許斐本家」(やべや このみほんけ)
代々受け継がれる茶の伝統・文化を守りながら現代と調和した新しい茶・茶菓子を生み出し続けています。厳選した茶葉に、秘伝の合組(ブレンド)、伝統手法焙炉式焙煎で作られたお茶は間違いなく最高峰品質です。