煎茶の種類には何がある?玉露との違いは?煎茶の基礎

わたしたちが一般的にたしなむ緑茶の多くを占める煎茶。なんとなく、緑茶、日本茶といった風に呼びがちですが、一般的に普及している緑茶のほとんどがこの煎茶です。煎茶の特徴として鮮やかで透明感のある薄緑色と爽やかな香り、適度な苦味があげられます。煎茶とひとことにいってもその種類は千差万別。どの茶葉を使っているか、どのように栽培されているか、どのように加工されているかなどで全く味わいも変わってきます。この記事では、わたしたちが最も口にしているこの煎茶について少し深堀りしていきたいと思います。

 

煎茶と深蒸し煎茶の違い

一般的に煎茶は、太陽光を全身に浴び栄養を蓄えた茶葉の事を言います。この茶葉を揉み焙煎しお茶にしてお湯や冷水を注いで嗜むことが一般的。玉露やかぶせ茶と異なり、茶の栽培を行う際に覆いを作らずに太陽光を直接受けさせることが大きな特徴のひとつです。これにより、茶葉内部に含まれるアミノ酸テアニンが渋み成分であるカテキンに変性。日本茶特有のほのかな苦味はこの渋み成分カテキンによるものです。さらに煎茶の中には煎茶と深蒸し煎茶の二種類があります。深蒸し煎茶は、煎茶の工程の二倍の蒸し時間をかけた煎茶。通常の煎茶よりも長く蒸気熱にさらされることになるため、煎茶よりも茶葉が粉風になり、お湯やお水を入れた際、その粉が溶け出しやすくなります。通常の煎茶よりも青臭さや苦味が少ないのが特徴です。

 

煎茶と緑茶の関係

わたしたちが日頃飲んでいる緑茶。実はこのほとんどが煎茶になります。日本全国に流通する80%以上を煎茶が占めており圧倒的な流通量を誇ります。煎茶が最も美味しいとされている時期が4月。俗にいう新茶と呼ばれるお茶で、甘み、香りが強くなりお茶が好きな人も好んでこの時期の新茶をたしなまれるかたが多くなっているようです。玉露などのお茶と同様、お湯に煎じる際の湯音や湯量で微細な変化を楽しむことができ日本茶らしい奥ゆかしさを感じられます。煎茶の色は玉露よりも薄い黄緑色をしていることが多く、冷茶にして飲むのにも見た目から爽やかで古くから水出し煎茶として愛されています。定番の温かいお茶はもちろん、いつもの冷茶を煎茶に変えてみるのもおすすめ。爽やかな香りとほのかな渋みは料理の味を阻害しません。

 

合組(ブレンド)で変わる煎茶の味

煎茶の味の違いは合組でも変わります。この合組の割合や方法は茶商によって異なり、許斐園で取り扱われている煎茶 誉は八女茶の新芽のみを使ったビタミンCを多く含む上質な煎茶のみを独自の調合でつくりあげたもの。リラックス効果もあるため、毎日の一杯にももちろんおすすめですし、オフィス用にもピッタリです。合組の方法は、許斐園に代々受け継がれる秘伝の配合になっており、創業から300年以上が経過した今でもなお、その伝統が受け継がれています。この伝統のブレンドで、しかも茶の名産地八女市で取れた新茶のみを厳選した当商品、ぜひ一度ご賞味ください。

 

生産者情報

矢部屋 許斐本家

九州最古の歴史を誇る茶商「矢部屋 許斐本家」(やべや このみほんけ)
代々受け継がれる茶の伝統・文化を守りながら現代と調和した新しい茶・茶菓子を生み出し続けています。厳選した茶葉に、秘伝の合組(ブレンド)、伝統手法焙炉式焙煎で作られたお茶は間違いなく最高峰品質です。