意外とたくさんある?刃物に関わる慣用句&ことわざ

包丁やナイフ、ハサミなど、食材をカットしたり、硬い木を切ったりと「刃物」は私たちの生活には欠かせません。一方で、その鋭い刃は人を傷つけることもありえます。使い方次第で凶器にも道具にも変わる刃物は、慣用句やことわざとして人々の戒めや教訓として知られてきました。こちらの記事では、そんな刃物にまつわる言葉をいくつかご紹介していきます。

刃物が入ったことわざ

刃物を使った有名なことわざとしては「カマをかける」があります。「カマをかける」といえば、相手の本音や隠し事を引き出すためにフェイントをかけること。この「カマ」とはもちろん「鎌」なのですが、語源には諸説あります。火を起こす「火打ち鎌」が火種を引き出す様を、本音を引き出す様子と重ね合わせたという説が有力です。

また、あまり知られていない慣用句ですが「寸鉄人を刺す」というものがあります。これは、人が気にしていることや傷つくようなことを鋭い言葉で突くという意味です。そもそも、寸鉄自体あまり馴染みのない道具かもしれません。寸鉄とは、護身術などで用いられる小さな刃物のこと。小さな刃物であっても、急所を突けば人を殺めることができるということから生まれた言葉です。

 

刃物に関連する外国のことわざ

ここで、世界のことわざに目を向けてみましょう。例えばスペインに伝わる「鍛冶屋の家に木のナイフ」。これは日本でいうと「医者の不養生」にあたります。理屈で分かっていても、実行に移さないことを意味します。

ベトナムには「剣には二枚の刃、人の口には百枚の刃」ということわざがあります。これは日本でいえば「口は禍の元」でしょう。人はいくらでも言葉で相手を傷つけることができます。口喧嘩がヒートアップした時には思い出したいことわざですね。

オランダの画家、ピーテル・ブリューゲルが描いた「ネーデルラントの諺」という絵画には、100以上のことわざが描かれているのですが、その中にも刃物に関することわざがいくつかあります。
例えば、役に立たないことを意味する「取っ手のないくわ」や言い訳を探すという意味の「手斧を探す」、泥棒を意味する「外にハサミをぶら下げている」など。生活に根付いているだけあり、刃物はことわざと相性が良いのかもしれません。

 

意外と知らない?鍛冶が語源の慣用句

刃物を作り出すのには欠かせない「鍛冶」という作業。そんな鍛冶からできた慣用句が多く存在していることはご存知でしょうか。

鍛冶に関する有名な慣用句としては「相槌を打つ」というものがあります。相槌の「槌」とは、物を叩く際に使うハンマーのような道具。鍛冶屋が刀を作る際、師匠が槌を打ち、弟子が槌を打つという交互に槌を打っていくやり取りを、会話で返事をしたり問いかけにこたえる動作になぞらえているのです。

少々物騒ですが、失敗したり反抗したりした人に制裁を加えるときに使う「焼きを入れる」。こちらも「焼き」という単語が入っているのでピンときた人もいるかもしれませんが、鍛冶が由来の言葉です。ご存知の通り、刀や包丁は、金属を火で熱し、さらに水で冷やす作業を何度も繰り返すことで鍛えられます。緩んだものを引き締める、という意味合いだったのが、現在の「焼きを入れる」に転じたのです。

さらにおかしなことを指す「とんちんかん」という言葉や「鉄は熱いうちに打て」など、鍛冶から生まれたことわざは他にもあります。気になった人は調べてみて下さいね。

 

生産者情報

株式会社コストジャパン

高齢化社会を迎える時代に備え、毎日を健やかに過ごせるように、質の高い健康食品・化粧品の卸売・販売を行ってきました。この度、より皆様の生活の質を向上させるような製品をお届けしたく、あらゆる食材を簡単にカットできる「武包丁」を開発しました。