AppsFlyer、コンバージョン値測定ソリューション「Conversion Studio」を提供開始
2021年9月13日
SKAdNetworkにおいて、獲得したユーザーのLTV最大化を実現
モバイル広告効果計測プラットフォームとマーケティングアナリティクスを提供するAppsFlyer Japan株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:オーレン・カニエル、カントリーマネージャー:大坪直哉、以下AppsFlyer)は本日、SKAdNetwork(以下、SKAN)においてユーザーのLTVをより正確に測定し、最大化するためのソリューション「Conversion Studio(コンバージョンスタジオ)」を提供開始しました。
<以下、プレスリリース>
ビジネスにおいて個人のプライバシーに対する配慮の重要性が世界的に高まっている中、Appleでは、iOS14.5リリースと同時に、ユーザーの個人情報保護を目的としたATTフレームワークを導入開始。
ATTフレームワークの導入に伴い、広告主は、Appleが提供するプライバシーに配慮した計測ツール”SKAdNetwork(SKAN)”への適応が必要となっています。
しかしこれまで、SKANでは、広告主が測定できるユーザーのインストール後のアクティビティが制限されており、広告主にとって重要な指標であるユーザーの正確なLTV測定が困難な環境にありました。
この度リリースする「Conversion Studio」では、マーケターがコンバージョン値のマッピングを簡単に設定・調整でき、同時に複数の指標を測定することができます。
収益、エンゲージメント、リテンション、コンバージョンなどの指標を含む、インストール後に発生するあらゆるイベントを正確に測定し、活用することができます。
これにより、SKANの制限の中で、獲得したユーザーのインストール後のLTV測定を最大化することができます。
また、コンバージョン値のマッピングをAppsFlyerに格納することで、SKANで連携済みのすべてのパートナーと共有することができ、SKANの測定における唯一のデータソースとなります。
【「Conversion Studio」の主な機能】
測定指標の分割
「Conversion Studio」では、収益、アプリ内エンゲージメント、リテンションなど、最も重要な指標を細分化し、同時に測定することが可能となります。
また、測定基準を自在にカスタマイズできるようになります。
インストール後のユーザーアクティビティタイマーの72時間までの延長
「Conversion Studio」により、アクティビティタイマーを延長することで、マーケターはより長い期間に渡って獲得した ユーザーのLTVを測定できるようになります。
さらにユーザーの最新のアクティブ時間を知ることができるため、リテンションやコホートなどの重要な指標の測定が容易になります。
特定の指標の範囲を測定
「Conversion Studio」の導入により、特定の指標内で柔軟に範囲を定義することができ、マーケターは、その範囲を満たすコンバージョン値のデータ数をより効率的に増やすことができます。
LTVを最大化するためのファネルの測定
「Conversion Studio」のファネル機能を選択することで、広告主はより少ない値を使用して効率的に連続したイベントを測定し、アプリ内イベントの測定量を最適化することができます。
Conversion Studioに関する詳しい情報はこちらをご覧ください。
https://www.appsflyer.com/product-news/marketing-analytics/introducing-conversion-studio/
導入企業 Pixel Federation社 マーケティングアナリティクス責任者 ミケル・プロコップ・グルノ(Michal Prokop Grno)氏のコメント
「AppsFlyerのカスタムコンバージョンバリューマッピングのソリューションにより、iOSで何をどのように計測するか、という点において、我々はようやく自由になりました。
しかも、1行のコードも書かずに、すべてが可能になりました。」
AppsFlyer SKAdNetworkプロダクト責任者 ロイ・ヤナイ(Roy Yanai)のコメント
「Conversion Studioでは、iOS 14以降の時代にマーケターが抱える、獲得したユーザーが長期的にどれだけ価値があるか把握することが困難であるという課題の解決を目指しました。
SKANは設計上、広告主を単一のコンバージョン値に限定しており、ユーザーのインストール後の活動の一面しか捉えていません。
この度ローンチするConversion Studioにより、マーケターはSKANのインストール後の測定をコントロールすることができ、ユーザーのLTVをより正確に測ることが可能となります。」
AppsFlyer Japan カントリーマネージャー 大坪 直哉のコメント
Conversion Studioをリリースできることを大変喜ばしく思います。
世界でも高いiOSのマーケットのシェアを有する日本において、現時点でSKANが持つアトリビューションの課題を解決することは、業界のリーディングカンパニーである私たちAppsFlyerにとって何よりも重要なミッションでした。
Conversion Studioをご利用いただくことで、複数の指標をより長期間に渡って計測できるようになり、より正確なLTVの測定が可能になります。
この機能はiOSでアプリを展開する事業者の皆様にとって欠かせない機能になると確信しています。
AppsFlyer Japan株式会社
AppsFlyerは、アトリビューションとマーケティング分析のグローバルリーディングカンパニーです。
マーケティングビジネスの成長を支援しイノベーションをもたらす包括的な広告効果計測および分析ソリューションを提供しています。
AppsFlyerは、Macy’s、Minecraft、Nike、NBC Universal、Tencent、US Bank、Wayfair、StitchFix、docomo、RECRUIT、VISA、JAPAN AIRLINESなどの大手ブランドを含む何千もの顧客と連携しています。
8,000社以上のパートナーからなるAppsFlyerのマーケットプレイスには、Facebook、Google、Apple Search Ads、Twitter、TikTokAds、Pinterest、Snap、Salesforce、Adobe、Oracleなどが含まれています。
AppsFlyerは先日、フォーブスの2020年クラウド100リストに2年連続で選出されました。
既存の投資家には、General Atlantic、Goldman Sachs Growth Equity、DTCP(Deutsche Telekom Capital Partners)、Qumra Capital、Pitango Venture Capital、Magma Venture Partners、Eight Roads Venturesが含まれます。
AppsFlyerについては www.appsflyer.com/jp をご覧ください。
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