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解像度について勉強してみよう！

2023年10月17日

楽しくお絵描きをしているそこのあなた！
解像度について勉強して、デジタルイラストへの知識をもっと深めてみませんか？

「解像度なんてプロ以外気にする必要ってあるの？」
「難しそうでなかなか調べる気にならない…」

そんなあなたにイラスト制作全般を得意とするPOCKETが、解像度について簡単に解説します！

解像度って何だろう？簡単解説！

物事の見方に対して「解像度が高い」と表現しているのを耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか
解像度が高いと物事がクリアに見えているようなイメージがありますよね。

イラストにおいての解像度も概ね同じ意味を持っています。

簡単に解説すると、表示される画面内にどれだけの情報量を持つかということを表しているのが解像度です。
解像度は「dpi」や「ppi」という単位で表現され、「dpi」は主に印刷物に対して「ppi」は主にディスプレイ上で表示する際に使用されます。

では実際に、画面内に入る情報量によってどんな違いがあるのか、POCKET看板キャラクターのぽけっとちゃんと一緒に見てみましょう。

ぽけっとちゃん「こんにちはっ❣️今日は解像度の違う2枚のぽけっとちゃんを比べて見てみましょうっ✨」

350dpiぽけっとちゃん「目のハイライトまで見えますねっ❣️」

72dpiぽけっとちゃん「すっごくガビガビになっちゃいましたっ;( ;´꒳`;):」

上の画像が解像度350dpiのぽけっとちゃんで、下の画像が解像度72dpiのぽけっとちゃんです。

この2枚のぽけっとちゃんを見比べてわかる通り、数字が高い方が画面内の情報量が多く、よりクリアにイラストが楽しめるようになっています。

先ほどdpiは主に印刷物に対して使用される単位と説明しましたが、
カラーで印刷するのに適した解像度は300dpi~350dpi、

グレースケール印刷では600dpi、モノクロ印刷の場合は1200dpiが必要とされています。

そのため、ネットプリントや漫画などの白黒データを印刷する際は、上記の解像度を目安にデータを制作すると綺麗に印刷することができます。

また、印刷の予定がなくweb上だけでイラストをアップする場合は72dpiあれば十分綺麗に表示することが可能です！

実際にプロの現場で使われる解像度はどれくらい？

ここまで簡単に解像度について説明してきましたが、ゲーム業界で2Dイラストを制作する場合の解像度についてもご紹介します。

ズバリ、ゲーム業界でイラストを制作する際に使われる解像度は350dpiの高解像度が多くなっています。

その理由としては、スマホやハード、PCなど様々なディスプレイで表示されることが多いゲームイラストですが、ゲーム内で使用したイラストをグッズ化したり、他のメディアで展開する際にも、印刷に耐えられるような解像度でイラストを制作する必要があるためです。

ユーザーの皆様に、より楽しんでいただけるようにイラスト制作は行われているんです！

まとめ

今回は解像度について解説しましたが、いかがだったでしょうか？
解像度についての知識を深めると、イラストをただ制作するだけではなく、実際に印刷してグッズ化したり、本にしたり、イラストのその先について夢が膨らみますよね。

今後もこちらのコラムでは、イラスト制作を更に楽しめるようなイラストの知識や、ゲーム業界から見たイラスト制作についての情報を発信していきますのでお楽しみに！

ではまた次回のコラムでお会いしましょう！

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この記事を書いた人

有限会社クリエイティブハウスポケット

私たちは世界中の人たちに「夢」「感動」を届けることを目的とする、プロのイラストレーター集団です。ゲーム、漫画、アニメーションなど、様々なジャンルで多くの人に楽しんでいただける作品を制作します。『ポケットを叩くとアイデアが飛び出す。』ものづくりに熱く、いつでも遊び心満載。それが、私たちクリエイティブハウスポケットです。

https://ch-pocket.co.jp

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