ITサポートに対して、「利用したいが自社の運用と噛み合わない」とのイメージを持つ人がいるようです。
あまり融通が利かないと考えているのでしょう。
確かにそのような時代もありましたが、今ではITサポートをカスタマイズできるケースが大半です。
自社の運用に合わせて提供してもらえるITサポートについて解説をします。


時代の変化に伴いITサポートはカスタマイズ可能

以前のITサポートは、「提供されているサービスを利用する」とのイメージが強くありました。
そのため、冒頭でも述べたように「自社では利用できない」と多くの人が考えていたのです。
しかし、時代の変化に伴い現在はITサポートが多様化しています。
提供されているものを利用する時代から、自社に合わせて適切なサービスを「作り上げて」利用する時代に変化しているのです。

注意点は何もかもに対応してもらえるとは限らないことです。
場合によっては融通が利かない事項があります。


ITサポートをカスタマイズしてもらうとは

ITサポートカスタマイズすると言われても、なかなかイメージできない人が多いでしょう。
以下では具体的に「ITサポートのカスタマイズ」についてご説明します。

対象システムをカスタマイズしてもらう

ITサポートに対応してもらう対象システムをカスタマイズできます。
現在は多くのITサポートで、多くの業種・業務に対応しています。
つまり、社内で稼働している多くのシステムをアウトソーシングできるようになっているのです。
また、「Microsoft Office」などのように有名な製品ではなく、自社のためだけに開発してもらったシステムでもサポートしてもらえます。

なお、対象となるシステムの操作難易度によっては、対応してもらえなかったり費用が高額になったりする可能性があります。
カスタマイズで全て対応してもらえるとは限りませんので、その点は相談が必要です。

サポート時間をカスタマイズしてもらう

サポート時間をカスタマイズしてもらえます。
今までのITサポートは、「企業の定時内」など何かしらの制約が設けられている場合がありました。
そのため、サポート時間面で不都合があったとしても、多少は目をつぶらなければならなかったのです。

しかし、現在は定時内だけではなく24時間対応してくれるITサポートが増えています。
海外で利用するシステムなど、幅広い時間帯でITサポートを受けたい場合には、カスタマイズして柔軟に対応してもらえば良いのです。

対応言語をカスタマイズしてもらう

ITサポートの対応言語はカスタマイズが可能です。
例えば日本語だけではなく英語でのサポートを選択できます。
最近はどこの企業もグローバル化してきています。
従業員がグローバル化してきていますし、システムを利用する拠点もグローバル化してきています。
そのため、日本語のサポートだけでは不十分な場合が出てきました。
これを解決するために、最近は日本語以外のITサポートを選択できる企業が増えつつあります。
このカスタマイズができる企業は限られていますが、日本語以外でもITサポートを受けられるようになってきています。

対応範囲をカスタマイズしてもらう

対応の範囲をカスタマイズできます。
例えば「一次対応のみ」「一次対応と二次対応」などを選択できます。
現在のITサポートが対応してくれるのは、問い合わせの受付代行など簡単な一次対応だけではありません。
受付のみならず、手順書による二次対応も依頼できるようになっています。
そのため、自社のリソースなどに応じて、対応範囲を選択するのがおすすめです。
「リソースには余裕があるため一次対応だけ依頼する」「リソースに余裕が無いため二次対応まで重厚に依頼する」など適切に選択しましょう。


自社に沿ったITサポートを利用することが重要

ITサポートを利用するのであれば、出来る限り自社に合ったものへカスタマイズすることが重要です。
最近はカスタマイズをしても、社内で人材を用意するよりは費用を抑えられる傾向にあります。
加えて、ITサポート専門の人材がアサインされますので、高いスキルの提供を受けられるメリットがあります。
そのため、ITサポートを利用するのであれば、最大限に自社に合うようにカスタマイズをしましょう。
可能な限りITサポートに任せてしまうことで、自分たちの業務に集中できます。

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